搬送先での譲り合い

できごとはおとといの7月4日です。

午前中は坂戸中央病院様までのストレッチャー搬送でした。市街区に昔からある病院で救急車の入り口に停車できる車両の台数が限られている病院です。

この日は朝からの暑さのせいか、すでに玄関先の救急入り口には救急車が2台停まっていました。もう一台、警察車両まで停まっています。私たちの『しらかば号』まで止められるスペースは無く、病院の前の道も混雑してきました。しかたがなく患者さんを車内で待たせて、しらかば号を路駐して、病院のスタッフさんにどうすればよいか指示を仰ぎに行くと、もう2台、救急車が向かっていっるとのこと。慌てて玄関先に戻り警察車両のおまわりさんに、救急車でないのであれば速やかに移動をお願いすると、まさかの拒否!『こっちは公務で来ているんだ!』と言わんばかりです。困りました。それでも、このままでは患者さんを降ろせないので、おまわりさんに『救急の患者さんも、私の車の患者さんも、ここに救急車でない車両が停まっていると降りられないので、緊急でないのであれば、すみやかにどいてください』と食い下がると、『どこに止めろっていうんですか!路駐になっちゃいますよ!』と、おまわりさんは私に逆切れです。そのうちに道路の向かいに側に別の介護タクシーさんが来ました。病院前が救急車で止めるスペースがないのと、私とおまわりさんが口論しているのを見て、しかたなく道路の向かい側に、おまわりさんが気にしている路駐をし始めました。その介護タクシーのドライバーさんは、その場で患者さんを降ろし病院に入っていきます。ほとんど病院前は混雑をとおりこしてカオスです。おまわりさんは病院のスタッフさんにも促され、しぶしぶ警察車両をどかし始めます。やっと私の患者さんも到着後15分経過してから降りることができました。本当にお疲れさまでした。

私の行動はおまわりさんから見れば公務執行妨害だったのかもしれません。ですがしかし病院の前なのだから、もう少し自分たちの大事な公務よりも、患者さん目線で行動していただきたいものです。やさしさや気遣いがたりないように感じます。(偉そうでごめんなさい)

都市部、市街区の昔ながらの医療機関はどこもこんな感じで、狭い場所が多いいですね。それだけ昔から立っていて地元に根付いた医療機関という事なのでしょう。

病院の前が開けている施設は、ほとんどがここ20年くらいに新設された施設がほとんどの気がします。

今回は愚痴です。

午後は坂戸の関越病院から、さいたま市の見沼区までストレッチャーの患者さんを搬送しました。

今日も暑かった!